双子でも自発的管理入院&点滴なしで大丈夫だった、個人的見解3つ

双子でも自発的管理入院&点滴なしで大丈夫だった、個人的見解3つ 妊娠・出産準備

こんにちは、もうすぐ3歳の双子を育てているナツミです。

今回は、双子の管理入院について書いてみました。

双子であれば、管理入院は必須なのだろうか…なんとか避けることは出来ないのかな

双子の管理入院は実際どれくらいの割合であるのだろうか…自分も管理入院になるかな

この記事を読んでいる方も、きっとこのような思いがあるかとお察しします。

私は病院から『管理入院してください』とは言われませんでしたが、お腹が大きくて動くのが負担だったので、自ら『入院させてください』と言って、病院での生活を選びました。

その時の体験談も交えつつ、管理入院と言われず乗り切れた見解をお話します。

管理入院とは、妊娠女性の身体に不調があると医師が判断した際、経過観察のため出産予定日よりも前に、入院をして治療をすることです。
引用:妊娠中に管理入院になったら保険はどうなるの?妊娠中の入院で使える保険をチェック – 保険ごと (justincase.jp)




動くのが大変で自分から管理入院を志願

双子の妊婦

私の双子妊娠は、つわりはひどかったものの、経過は順調でした。

双子の妊娠後期になると、お腹が一気に大きくなり、立ち上がったり歩いたりするのがしんどかったので、『打ち上げられたゾウアザラシ』のように、ほとんどの時間を横になって過ごしていました。

トイレまで移動するのも一苦労、お風呂にはいるのはビッグイベントな状態で、これは入院して病院で生活した方が楽なのではなかろうか…と感じるように。

そこで担当医の先生に『入院させてもらえないでしょうか』と単刀直入にお願いすると、『いいですよ~』とあっさり回答。予定帝王切開で出産日が決まっていたので、その2週間前から入院することになりました。

入院中は服薬のみで、点滴は打ちませんでした。最初は点滴をしていたのですが、副作用で心臓バクバクだったので、主治医に相談して服薬に変わりました。

なぜ管理入院で点滴を免れたのか

ここからは、私が自発的管理入院から点滴を免れた理由について書きます。

ただ、私は医者でもないし、管理入院のスペシャリストでもないので、明確な理由は断言しないでおきますね。

医学的・科学的根拠はよく分からないので、あくまでも個人的に心当たりがあることを挙げてみます。

そして、管理入院がイヤな方へ先にアドバイスするとしたら、ズバリこれです!

管理入院がイヤな人へ

  • 病院を選ぶ時に、管理入院はどのような時にあるのか、点滴は必須なのかを、事前に聞いておくのがベターです。
  • 先生の考え方や価値観によるものもあるかもしれないので、病院のレビューが見れるサイトで確認するのもいいと思います。

影響度小:身長が高かったから?

ネットで双子に関する管理入院の記事を調べてみると、背が高い妊婦さんは管理入院のリスクが軽減されると書いてありました。

背が高い⇒胴が長い⇒おなかのスペースに余裕がある
という考え方でしょうか。

私も背は高いほうで、168cmあります。

これも、管理入院なしで大丈夫だった理由のひとつかもしれません。

しかし身長150cm前半の双子妊婦さんも管理入院なしで大丈夫だったという情報を見たことがあるので、一概に当てはまる事例ではなさそうです。

影響度中:普段から動いていなかったから?

前述しましたが、妊娠後期になると、家の中では『打ち上げられたゾウアザラシ』状態でした。

朝は11時45分にベッドから起き上がり、トイレとお風呂以外ほとんど動かず、ごはんの時以外寝転がってテレビとニュースばっかり見ていました。

管理入院になる決め手として、切迫早産と診断されると確実に病院送りになるそうですが、常にダラけていたおかげで、切迫早産にならずにすんだと思われます。

影響度大:病院の方針が緩かったから?

私は、これが一番の管理入院で点滴生活を免れた理由だと思っています。

管理入院の考え方・基準や方針は病院によって異なります。
私は妊娠初期~中期の頃は、別の病院に通っていました。

双子なのでNICUがある病院を選んで、市民病院に転院しています。

この2つの病院は、先生の考え方が大きく異なっていました。

強い体重制限/何でも食べていいよ

最初に通っていた病院では、体重が基準より少しでも増えるだけで、先生から『食べ過ぎには注意して、余計なものは食べないで』と注意されていました。

そこで、次回病院に行く時間帯に毎日体重を測るようにして、前日より増えた場合は翌日の朝ごはんは食べないことにしました。お腹が空いても我慢…結構ストレスでした。

これって赤ちゃんにいいことなの!?と思っちゃいますが、体重を増やさないことが目的なので手段を選びませんでした。

ところが転院先の病院では何キロ増えようが全く注意されません。

帝王切開が決まっているからなのか、凡人には理解できませんが、注意されないので食欲全開!!

一気に14キロ位太りましたw
さすがにヤバいかと思って『先生、体重、大丈夫ですかね・・・』と聞いたことがありますが、『大丈夫ですよ~~』とのことでした。

自宅絶対安静/自由に動いていいよ

転院する2週間前、ついに最初の病院から、1人の赤ちゃんが少し下にさがってきているので、自宅で安静にするように言われました。

食事・トイレ・お風呂以外は基本横になっているということです。

予定していた夫婦2人だけの最後の食事も、大好きなアーティストのライブも、友達と遊ぶ約束も全てキャンセル。トホホ

それからひたすらテレビや動画を見る日々…

義母に掃除をしていただいたり、料理を作っていただいたりしたこともありました。
その横で私は『打ち上げられたアザラシ』になっていました。

しかし2週間後、転院先の病院で『前の病院で、自宅安静を命じられたのですが、継続でしょうか…』と聞いてみたところ、『普通に動いて大丈夫ですよ~』とめちゃくちゃあっさり言われました!

状態が改善したのか、凡人には理解できませんが、個人的にはやはり病院の方針・先生の考え方によるものだと思っています。なぜならその後、私が自由な生活を送っても自宅安静と言われることは一切なかったからです。

このように、私が通っていた病院だけでも価値観が大きく違うので、世の中の病院の価値観は様々だと思います。もし最初の病院にずっと通っていた場合、管理入院になったかもしれません。



双子の管理入院の確率は?

入院

多胎の場合は早産になりやすいと言われていますが、双子を妊娠して管理入院になる人は一体どれくらいいるのでしょうか。

ネットで調べたところ、『双子だと管理入院になる確率が高い』とか、『管理入院になる人がかなり多い』という表現が見られました。しかし、具体的で根拠のあるパーセンテージを示しているものは見当たりませんでした。

私も厚生労働省や医学会のHPで、双子妊娠で管理入院になる割合が示されている統計資料があるか確認してみましたが、残念ながら見つけられず…。

ちなみに双子を授かった夫婦が集まる『双子の会』に参加したことがあるのですが、司会の人が『管理入院した人、手挙げて~』と言うと、10人程いるママさんのうち手が上がったのは、半分もいかないくらいでした。

おっ、結構少ないな…!と思った記憶があります。

双子の会に来ているママさんが、たまたま管理入院なしの人が多かっただけかもしれませんが、誰もが皆管理入院になるとは限らないと思います。

ただ、管理入院の基礎知識は身に付けておくといいでしょう。病院へ通う日はいきなり入院を宣告されるかもしれないので、注意を払っておいた方がよさそうです。
私も突然自宅安静を命じられ、焦りましたので…。

家族と一緒に乗り切ろう

家族写真

以上、双子の管理入院についてでした。

双子の妊娠が判明した時、期待と不安でいっぱいでした。みなさんも、期待する気持ちもあれば、不安な気持ちもあるかと思います。

一番大切なのは、身近な人、家族に支えてもらうことだと思います。旦那さんや両親に双子の妊娠・出産のことを知ってもらうのは自分のためにもなります。その中で、管理入院のことも話しておくといいですね。

管理入院のことを執拗に心配しなくてもいいと思いますが、たとえ管理入院になっても、家族が手助けしてくれることで心の支えとなります。また上の子がいる場合は家族に面倒を見てもらう必要があります。

家族一丸となって双子の出産に臨めたらいいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。