双子のトイトレを振り返る。おまるの話と失敗談・教訓4つ

双子育児-お世話

こんにちは、3歳の男女双子を育てているナツミです。この記事では、うちの双子がトイトレに挑んだ様子と、その中で巻き起こる数々の失敗、そこから得た教訓4つを紹介します。

また、トイトレに欠かせないおまるに関しても大失敗を経験しているので、それも合わせてお話しますね。

二人同時にトイレトレーニングを進めていくのは大変そうですよね。実際双子にパンツをはかせるようになってから、お漏らしの嵐で大変でした。特に夕方の家事で忙しい時なんかにダブルお漏らしをされると、精神的にもしんどかったです。

双子のトイトレは、育児の中で最も失敗が多かったと感じていますが、2歳10ヶ月頃から日中パンツでも過ごせるようになりました。トイトレの教訓はこんな感じです。

  • 教訓1:開始時期は適切な時期に
  • 教訓2:双子のトイトレは大変そう…と構えすぎない
  • 教訓3:風邪を引いてもオシッコに誘ってみる
  • 教訓4:オマル選びは慎重に
  • そろそろ双子のトイトレを始めなければ…と焦っているママさんや、いつから双子のトイトレをスタートすべきなのか迷っているママさんは、私と同じ失敗をしないように、ぜひ反面教師にしていただければと思います。

    失敗1 トイトレの長期化、結局2歳半になっても完全オムツ

    西松屋のおまる

    我が家の双子は1歳9ヶ月の時にオマルを購入し、なんとなくトイレトレーニングをしてきて、最終的に保育園に丸投げでした。

    始まりは1歳9ヶ月、そろそろトイレトレーニングを始めた方がいいとおばあちゃんに促されて買いました。

    ものは試しと早速女の子の方をオマルに座らせてみると、ビギナーズラックで上手におしっこができたのです。

    これは早々にオムツ外れる〜!と大人みんなで大喜びです。

    それから毎晩、寝る前に二人をオマルに誘いました。最初は二人とも『オシッコ行くー!』とはりきっていました。

    しかし、肝心のオシッコはなかなか出ません。おそらく1回も出たことがなかったかもしれません。

    そのうち『夜のオマル』はエンターテインメントと化し、トイトレの意味がなくなってしまいました。

    失敗2 双子育児のスタミナ切れでやる気がなくなる

    その後のトイトレはお察しの通り、うまくいきませんでした。オマルに誘ってもオシッコが出なかったり、オマルに行くのがイヤだったり。

    そして私自身、既に0歳から約2年間、怒涛の双子育児をこなしてきて、最後に二人同時のトイレトレーニングを長期間やるなんて地獄でした。

    ナツミ
    ナツミ

    パンツにしたら、そこらへんにオシッコされるんだろうな…
    大人でオムツはいてる人なんていないし、どうせ自然にトイレ行けるようになるよね!

    という考えで、私自身がサボり気味に・・・寝る前のオマル習慣も消滅しました。

    保育園でトイトレ開始!

    失敗続きのトイトレでしたが、双子が2歳9ヶ月の時に転機が訪れます。保育園の先生から突然『2人ともトイレ上手に行けていて、オムツも濡れることが少なくなったので、保育園ではパンツにしませんか』と言われてビックリしました。

    えっ、二人とも保育園ではトイレに行ってるの!?うちでは全く行ってないのに!?

    おそらく他の子にもあてはまると思いますが、うちの双子は『保育園の顔』というものがあり、家ではおかずをほとんど(いや全く)食べないのに保育園だと完食していたり、お片付けも家では何度言ってもやらないのに、保育園では率先してやっているそうです。

    きっとトイレに関しても、家では全く行かないのに保育園では先生に言われて行っていたのだと思います。

    ということで、さっそくパンツを買いに行き、翌日から2人にパンツをはかせて登園するようになりました。

    お漏らしパンツの嵐

    お漏らしパンツの嵐

    パンツを履くようになったとはいえ、いきなり最初からうまくいくわけではありません。やはり漏らしてしまうようで、お迎えに行くと、濡れたパンツとズボンが2人分バッチリ入っています。

    ナツミ
    ナツミ

    1人2回づつ漏らす時もあり、4セットになることも…

    保育園で洗ってくれているようですが、匂いがちゃんととれていないので、ワイドハイターで洗う日々…

    さらに、家に帰るとさっそくお漏らしすることもあり、床をキレイに拭いてお着替えするのも手間でした。仕事から帰って保育園に迎えに行って、家に帰ってすぐ夕食を作らなければ!という時にお漏らしをされると、心に余裕がなくて何度も怒っていました。

    合言葉は『もれちゃう!』

    最初は漏らしてばかりでしたが、合言葉を作ったおかげでトイトレが一気に加速しました。

    まず、ママがトイレに行くとき、『オシッコがもれちゃうもれちゃう!』と言ってトイレに行くことで、双子も『もれちゃう!』と言うようになったのです。

    『オシッコが出そうになったら、オシッコを出す前に、もれちゃう!って言ってね』と、耳にタンコブができるくらい言い聞かせました。

    そのおかげ?か、2週間も経つと保育園でのお漏らしパンツもほぼなくなり、家でも漏らすことがほとんどなくなり、保育園でのお昼寝でもパンツを履くようになりました。

    2歳9ヶ月だったので、成長的にも妥当だったのかもしれませんが、『もれちゃう!』という言葉は効果的だったと思います。

    失敗3 風邪を引くとふりだしに

    その後トイトレは順調に進み、女の子の方はパンツになって2週間程でおもらしゼロになりました。

    しかし、男の子の方がつまづいてしまいました。なんなら女の子よりも順調だったのに、1ヶ月のうちに発熱が3回もあり、寝込んでいる間にすっかりトイレのことを忘れてしまったのです。

    親としても布団に漏らされるのは嫌だったので、さすがに風邪を引いて寝込んでいる時はオムツをはかせるのですが、トイレに誘う事をすっかりサボっていました。

    結局、リカバリには1ヶ月以上要しました。

    失敗4 おまる選びは慎重に!

    トイトレが進んでからの反省点もあります。 それは、どうせオマルなんてどれも同じでしょ~と、何も考えずに〇〇屋の一番安いオマルを購入したことです。

    これが大失敗でした。

    男の子の場合、オシッコが前に飛んで、オマルの隙間に入ってしまい、下の床にオシッコが散乱してしまいました。

    男の子ならおまる選びは慎重に!

    さらに女の子も、最初は問題なかったのですが、成長するにつれてオシッコの勢いが強くなり、おまるの隙間から漏れることが何度もありました。

    オマルで上手にオシッコできて嬉しいはずなのに、床がぬれるのでショックです・・・。

    これに耐えかねて、結局アンパンマンのおまるに変えましたが、こちらは問題なく快適に使えました!

    トイレトレーニングでおまるが必要だった理由3つ

    トイレトレーニングを始める時、そもそもおまるを買うべきかどうか迷いますよね。できれば無駄な出費は避けたいものです。

    ネットで調べてみると、おまるを使わず補助便座だけでトイレトレーニングをしていたケースもよく見られました。しかし双子となると、本当におまるは必要ないのか気になるところです。

    我が家の場合はトイトレ開始前からおまるを購入したのですが、今思うとおまるを買って良かったです。

    おまるが必要だと思った理由は下記3点です。

  • 双子のうち1人がトイレを怖がった
  • うんちをする時2人ともトイレを嫌がった
  • もう1人のことを気にしなくてもいい
  • トイレが怖い

    私の実家、つまりおばあちゃんの家ではトイレに補助便座を使っていました。

    カエルの補助便座

    しかし、補助便座は双子の女の子の方はすんなり座ってくれたのですが、男の子は断固拒否!おまるの方がいいと言って聞きませんでした。

    もし最初からおまるではなく補助便座を使っていた場合、抵抗なく座っていたのかもしれません。

    ただ、トイレを嫌がる子は一定数いるようですので、最初から補助便座にすんなりと座ってくれるとは限らないと思います。

    ナツミ
    ナツミ

    トイレに連れていってみて、とても嫌がるようならおまるを検討してもいいかと思います。

    うんちがトイレでできない

    その後、女の子の方はトイレで普通にオシッコをするようになったのですが、うんちの時はトイレを嫌がり、3歳3ヶ月を迎える今でもおまるでしています。

    これは男の子も同じで、トイレトレーニングが進んでトイレで立ってオシッコをするようになりましたが、うんちだけは継続しておまるを使っています。

    もう1人のことを気にしなくてもいい

    我が家のトイレは家の間取り的にリビングからは見えない位置にあります。

    ということは、1人がトイレに行く間、もう1人はついてくるか置き去りにされるかのどちらかです。

    ついて来た場合、狭いトイレに双子がわちゃわちゃして母の心は穏やかではありません。とにかく同じ事をやりたい年頃で、トイレットペーパーを出しまくったり、ウォシュレットのボタンを押したり、レバーを押したがるのです。

    トイレに行く1人のお世話でも大変なのに、関係ないもう1人の対応もしなければならないので大変です。

    そしてリビングに置き去りの場合、大人しくテレビを見ててくれたらいいのですが、母としては見えない位置に1人子どもがいるのは気がかりですよね。

    ということで、リビングにおまるを置いておけば、これらの問題は一気に軽減されます!

    双子のトイレ、タイミングが一緒になる?

    双子はトイレに行きたいタイミングが同じ時があるのではないかと思われる方もいらっしゃるでしょう。

    うちの双子も、特にうんちはオムツ時代からタイミングが一緒でした。生活環境と食べる物、食べる時間が一緒だからなのか、不思議ですよね。

    これについては、確かにタイミングが被ることもあるのですが、1つのおまるでも十分対応できました。

    おまるに座っている時間がそんなに長くないので、ズボンとパンツを脱がせている間に最初にオシッコした子が終わって交代できました。

    ということで、おまるは2つも必要ないと思います。

    双子のトイトレ 教訓4つ

    ということで、失敗続きな上に、最後は保育園に丸投げ状態の双子のトイトレでした。

    最後に、そこから得た教訓をまとめて記載しておきます!

    双子のトイトレ 教訓4つ

    1. 床に漏れないオマルを買う
    2. 双子のトイトレは大変そう…と構えすぎない
    3. 適切な時期に開始する
    4. 風邪を引いてもオシッコに誘ってみる

    床に漏れないオマルを買う

    残念ながら、世の中には双子のトイトレに追い打ちをかける、床に漏れるオマルが存在します。きちんと見極めて、床に漏れない安心オマルを選んでくださいね。

    あとから購入したアンパンマンのおまるは、床に漏れない構造になっていたので安心して使えました。最初からこれにしておけば、双子のトイトレはもっと楽だったと思います。

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    適切な時期に開始する

    我が家では1歳台からオマルに座らせていましたが、事前にオシッコについての教育が足りていなかったと感じています。訳も分からずオマルに座って、結局無意味になってしまいました。

    生後10ヶ月の頃、後追いでトイレについてきてトイレットペーパーを取る動作や流す動作をして『オシッコさんバイバーイ!』なんてしていたのに…

    1歳になる前からノンタンの『おしっこしーしー』を繰り返し読み聞かせていたのに…

    その時はあまりインプットされていなかったと思われます・・・。

    ノンタンおしっこしーしー

    焦らなくてもいいので、オシッコの意味が分かる環境を用意しつつ、理解できたらトイレに誘ったらいいのではないかと思います。

    双子のトイトレは大変そう…と構えすぎない

    2人同時にトイレトレーニング、ハードルがとても高く感じますよね。

    しかし、保育園に丸投げということもあり、新生児の時やイヤイヤ期の方が大変でした。

    私は『リビングにお漏らしされるのがイヤだ…』という思いが強かったのですが、いざお漏らしされてみると、思ったほど大変ではなかったです。ゴム手袋して雑巾で拭いて、アルコール消毒して着替えさせてパンツを洗う!確かに大変そうに見えますが、慣れると大丈夫です。

    それから、パンツにうんちをされることもありますが、これも意外となんとかなります。

    最初やられた時は絶望的な気分でしたが、うんちはトイレに流せるだけ流して、あとは洗面所でワイドハイターやウタマロ石鹸で洗うとみるみるキレイになりますよ!

    床に漏れてしまうと、せっかく上手におしっこできてもママはげんなりしてしまいます。さらに、お漏らしした時よりも処理が大変です。

    風邪を引いてもオシッコに誘ってみる

    男の子が発熱して寝込んでいたとき、私はトイレに誘う事を一切しませんでした。

    今思えば、『トイレ行っとく?』くらい言ってもよかったと思います。そうすればリカバリに1ヶ月もかからなかったかもしれません。

    双子のトイトレ、構えすぎず気楽に頑張ろう

    結局我が家の双子のトイトレは、保育園のおかげで進みました。しかしこれでオムツを卒業できたのですから、結果何の問題もなしです!

    もし保育園に通っているなら、頼り切っても問題ないと思います。やはり双子のトイレトレーニングは根気がいりますものね・・・

    保育園の先生に相談しながら、その子のペースに合わせて頑張っていけばいいと思います。

    最後までご覧いただきありがとうございました。