こんにちは、3歳男女双子を育てているナツミです。
今回は、七五三の着物を嫌がって着ない、グズグズして写真が撮れない!という時の対処法について書きました。
一生の思い出になる七五三、我が子のかわいい着物姿を写真におさめておきたいですよね。
しかし、3歳の七五三となると、イヤイヤして着物を拒否、撮影に応じない場合もあります。
何を隠そう、私自身が3歳の時七五三の写真を撮ることができませんでした。
スタジオでヘアメイクをする時にギャン泣きで、スタッフの人に『お母さん、残念ですがこれは無理です』と言われてしまったそうです。
一生ものの楽しい思い出になるはずが、一気に地に落とされた気分になりますよね、、、
私も当時の事はうっすら記憶にありますが、お母さん、その節は大変申し訳ありませんでした笑
ということで、我が娘には何としてでも着物を着せてあげたい!写真を撮ってあげたい!と思い、約3ヶ月前から対策を講じてきました。
それでも撮影当日は場所見知り&人見知りが発動し、『むねがドキドキするー』と言って泣いてしまいました。しかし対策のおかげもあって何とか着物を着て撮影できました。
効果的だった対策と、もっとやっておけば良かったことを紹介しますので、うちの娘のように繊細で感受性が豊かな子をお持ちのママさん、何だかイヤイヤしそうな予感がするママさんも、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ちなみに双子の兄も一緒に撮影しましたが、こちらはノー対策でもスムーズに袴を着て、笑顔弾ける写真が撮れました。七五三を嫌がるのは子どもの性格やタイミングにもよるのだと思います。
事前の対策が一番大事!
七五三で特に嫌がられるのは、何といっても着物を着ることですよね。普段着ていないもの、初めて目にするものをいきなり着せられるのは、3歳の子どもにとっては抵抗があるようです。
そこで、着物を嫌がらずに着せられるように、本番の1~3ヶ月位前から着物への抵抗をなくしておくことが重要です。
対策1:着物を買って普段から着せておく
我が家の場合は、普段から着物に慣れさせておいた方がいいかと思い、お参り用も兼ねて着物を買いました。個人的にはこれが最も効果があったと思います。
というのも、当日はスタジオのレンタル着物を選んで着る予定でしたが、娘は選ぶのを断固拒否…レンタル着物を見ようともしません。
そして泣きながら『これにしたい〜』と言って、持ってきた着物を指差したのです。
これにはホッとしました。もし着物を買っていなかったら、買った着物を持ってきていなかったら、娘は着物を着なかったかもしれないと心底感じます。
KYOETSU(キョウエツ)というお店の着物を購入したのですが、ZOZOTOWNのタイムセールでお得にゲットできました。これはレンタルするよりも安いですね♪
正直安いだけあって化繊の着物で高級感はありませんが、柄が可愛いので写真を撮るには十分でした(一般庶民の感覚ですが)
\生地はこんな感じ/
表面は光沢感があり、ツルツルしています。
セールのタイミングによっては楽天やAmazonでもお得にゲットできそうです♪
そしてKYOETSU着物は、着付けも本当に簡単でした。
一度も着付けをしたことがない私でも、説明書も動画も見ることなく簡単に着せられたので、普段から着せることができました。
そして、子どもを着物に慣れさせるポイントは、下記3点です。
- 子どもに着物の柄を選んでもらう
- 着物が届いた時に早速着てもらう
- 足袋、草履も必ず履かせておく
子どもに着物の柄を選んでもらう
3歳にもなると、自分の好きな服を選んで着ることもあるかと思います。その感じで子どもの好きなデザインの着物を選んでもらうと、それがお気に入りの着物として認識されるようになります。
事前にママがいいと思う着物をスマホでスクショしておき、その中から子どもに選んでもらうことで、ママとのミスマッチも防げます。
実際うちの娘は、最初着物を見せた時は『着たくない』という反応でした。
しかし数日かけて、スマホで着物の柄をペラペラめくって見せていくうちに、『私はこれがいい』と言って指さしてくれました。
『じゃあ、これを着てみよっか!』『あなたの着物だよ!家に来たら着てみようね!』とテンション高めに対応しました。
着物が届いた時に早速着てもらう
これは、宅配便が来るとテンションが上がる子どもに有効な対策です。
うちの双子はインターホンが鳴ると何かしらの品物がくることが分かっているので、2人とも歓喜で玄関に走っていきます。
その高いテンションのうちに着物を着せてしまう作戦です。
実際うちの娘も早く着物を着たい!と喜んでいましたし、その流れで着物を嫌がらずに定期的に着せることができました。
それでも撮影当日はイヤイヤだったのですがね…
足袋、草履も必ず履かせておく
撮影当日、娘が特に嫌がったのは足袋を履くことでした。
事前に草履は履かせていたのですが、足袋はめんどくさくて履かせていませんでした。
それでなのか、足袋を履かせるのに大苦戦、YouTubeを見せている間にママとスタッフの二人がかりでさりげなく履かせましたが、撮影中も足袋が気になっていた模様、、、終わった瞬間足袋を脱ぎ捨てていました。
事前に足袋と草履も履かせておくことを強くオススメします。
対策2:メイク道具を見せて、普段から口紅をぬる練習をしておく
これは我が家では実施しなかった対策なのですが、娘がもう一つ嫌がったのはメイクでした。スタッフの人が顔を触るので、それがイヤイヤで泣いてしまいました。結局ノーメイクで撮影することに…
メイク道具も普段から見せておけば良かったかなと思いました。
おもちゃの口紅で練習しておき、当日嫌がった場合もこのおもちゃに口紅をつけてママが塗ってあげてもいいですね。
スタジオ選びもぬかりなく!
七五三の写真が撮れるスタジオは沢山ありますが、それぞれ特徴が違いますよね。下記2点を重視して選んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに私が選んだのはライフスタジオです。大満足でしたよ♪
対策3:時間をかけられるスタジオを選ぶ
うちの娘はスタジオに入ってから撮影するまでに1時間かかっています…それでもスタッフさんはとことん付き合ってくれました。
スタジオによっては沢山のお客さんを流れ作業のようにこなされる所もありますが、次の人が既に待っている状態では親も焦ってしまい、その気持ちが子どもにも伝わり、負のスパイラルになりそうです。
一家族単位でゆっくり撮影できる場所を選べば、当日イヤイヤされても心にゆとりを持つことができます。
対策4:担当スタッフが固定のスタジオを選ぶ
スタジオによっては、カメラマンは同じ人でも、子どもの機嫌をとってくれる担当スタッフが忙しく、時間ごとに入れ替わる所があるようです。
人見知りをする子は担当者が変わると、またふりだしに戻されてしまいます。
担当スタッフは固定の方が、だんだん慣れて打ちとけてくるので安心です。
出張撮影もある
撮影スタジオに行くのではなく、カメラマンに自宅や指定した場所(神社など)に来てもらって撮影するサービスもあります。
これで場所見知りを防ぐことができ、着物も自宅で着られるので安心です。
私の周りでよく聞くのがfotowa(フォトワ)
です。価格もリーズナブルで評判でした♫
当日できる対策
我が娘は七五三をとても楽しみにしていました。撮影前日、『私はね、赤い着物を選んで着るんだ~♪』と言っていました。
それなのに、いざスタジオに着くとグズグズ…『着物着たくない!』と泣いてしまいました。
これは私にとっても想定外でした。あれだけ楽しみにしていてそれはないだろと…
ということで、気をとりなおして当日行った対策を紹介します。
対策5:お菓子、ジュース、YouTube
これは当たり前の対策かもしれませんが、基本を忠実に抑えておきましょう。お菓子とジュースは必ず持っていき、グズグズしたら躊躇せずさしだします。
我が家の場合はクッキーを1つしか持って行っていなかったので、あっとう間に消費してしまいました。こんなにグズグズされるとは思ってもみませんでした。もう少し多めに持っていっておけばよかったです。
飲食は嫌な気持ちを収めるのに効果的でした。
YouTubeは髪をセットする時と、着物に着替える時、足袋を履かせる時に見せると大人しくなるのでおススメです。
対策6:フェイクのイチゴ
我が家の場合、お菓子やYouTubeだけでは対処しきれず、いざ撮影する時にまたイヤイヤが発動してしまいました。カメラの前では飲食できませんし、YouTubeもお預けになりますからね。
そこでスタッフの方が、オシャレな容器にフェイクいちごを入れて持ってきてくれたのです。
これには娘も興味深々で、容器に入ったイチゴを嬉しそうに掴んで食べる真似をしていました。
アンパンマンなどのおもちゃだと写真映えしませんが、フェイクいちごは映えます!
\フェイクいちごを持っています/
おそらく100均でも売っているので、買っておいて損はないです。
着物のカバンに忍ばせておき、カメラの前でイヤイヤしたら取り出して見せるのもいいかもしれませんね。
家族で一生ものの思い出を
以上、3歳の子どもが七五三でイヤイヤした時の対処法でした。
6つの対処法の中でも特に重要なのは、事前に着物に慣れておくことです。これをしていなかったら、おそらく娘は着物を着ていなかったと思います。
娘が着物を着てくれたおかげで、家族の特別な思い出を増やすことができました。
ちなみに、あれほど嫌がった娘ですが、帰りの車の中では『楽しかった~もう一回行きたいね』なんて言っていました。7歳の七五三はきっと素晴らしい写真が撮れるだろうと、今から期待しています♪
最後までご覧いただきありがとうございました。