こんにちは、2歳の男女双子を育てているナツミです。この記事では、双子の離乳食をワンオペで与えるコツと便利グッズを説明しています。
いよいよ双子の離乳食開始。双子育児の中でも大変なことが一つ増える事になりますよね…。
この記事を読んでいらっしゃるあなたも、きっとこのような思いがあるとお察しします。
『ワンオペ双子離乳食』を体験した私が、双子の離乳食で工夫してよかったことを書いたので、みなさんもきっと迷うことなくスムーズに離乳食を進めていただけると思います。
これから双子の離乳食を開始される双子ママさんや、既に離乳食を開始していて、椅子を準備しようとしているママさんのお役に立てれば幸いです。
離乳食開始!初期の工夫3つ
赤ちゃんの離乳食開始は、雑誌やネットを見ると生後5ヶ月〜6ヶ月と書かれています。
我が家では、少しでも楽をしたい…という好都合な理由で、ちょうど生後6ヶ月のハーフバースデーの時に離乳食を始めました。
このときは1回食です。2回目の授乳のタイミングで離乳食を与えました。
与えるものも、ほぼ液体のおかゆや、ほうれん草・人参などをすりつぶしたジェル状のもの。
この時工夫したことは、下記3点です。
1人づつ順番に対応する
当時の双子は腰が据わっておらず、お座りができないので、ママのおひざの上で食べさせていました。
バンボやバウンサーを使って同時に与えるよりも、一人づつ順番に対応する方が、その後のミルクももたつかず、オペレーションにも余裕がありました。
グズグズしている方から与える
上記の通り、同時ではなく片方づつ対応しましたが、順番に決まりはありません。
その時機嫌が悪そうな方から与えていました。
離乳食・ミルクにかかる時間は、1人大体15分~20分くらいでした。
うちの双子は比較的離乳食を食べる方で、嫌いなメニューはありませんでした(もうすぐ3歳の今では好き嫌いありまくりですが)
泣いている場合は、ミルクを先に与えて離乳食を与える
当時の授乳のタイミングは3時間おきでしたが、ミルクをあげる直前は大体お腹が空ていますよね…。
ということで、離乳食を与える時にはグズグズしていることが多く、泣いている口元に食事を運ぶのは至難の業でした。
そこで保健師さんに相談したところ、特に順番にはこだわらなくていいから、ミルクを先にあげてもいいとのことでした。
ということで、泣いている場合はミルクを先にあげることに…そうすると、機嫌も良くなり、その後の離乳食もスムーズに食べてくれました!
初期の離乳食で活躍した便利グッズ4つ
初期の離乳食で重宝したものと、用意しておけばよかったと思うものはこちらです。
ルクルーゼの耐熱容器
こちらはとても小さい耐熱容器なのですが、フリージングしておいた離乳食をあっという間に解凍・加熱できます。冷凍のシラスだと20秒位です。
初期の頃は量が少ないので、ちょうどいいサイズでしたし、今でもシラスの解凍に使っています。
リッチェル わけわけフリージング
離乳食の作り置きに活躍する小分けトレーです。
一度に食べる量が少ないので、あらかじめ沢山作っておいて、余ったものを全て小分けトレーに入れて冷凍していました。
ひとつづつ分けて取り出して、先程紹介したルクルーゼの耐熱容器に入れて温めます。 サイズも豊富なので、初期から後期にかけて使用できます。
離乳食の小分けトレーは他のメーカーでもありますが、こちらのものが一番使いやすく、頑丈でした。
バンボ&ブレンダ―
双子ちゃんを連れてよく行っていたレストランに(コロナ前でした)バンボが置いてあり、生後6ヶ月あたりから利用していました。
すっぽりと安定して座ることができ、楽に食事を与えられます。
\生後6ヶ月/
ただ、改めて調べると、ダイニングチェアに乗せて長く使えるタイプのものがあったので、こちらの方が良さそうです。
また、ブレンダ―も持っていませんでしたが、便利なこと間違いなしです。
ただ、バンボと同じく使用期間が短く値段もそこそこします。
ということで、すり鉢にすりこぎ棒でひたすらすりつぶしていました。
2回食開始!中期の離乳食で工夫したこと5つ
離乳食の食べっぷりがよかったので、7ヶ月を過ぎると、いよいよ2回食に進みました。 この時に工夫したことは、下記5点です。
2人同時に、同じ食器・スプーンで与える
順番に離乳食を与えるのは、オペレーションに余裕はありますが、時間がかかります。
さらに、それを2回行うとなると大変だったので、2回食になったタイミングで、バウンサーと椅子を使って同時に与えることにしました。
食器、スプーンも1つの物を共有し、交互に口へ運んでいました。
ちなみに1つのスプーンを共有する事で、虫歯になる可能性があるのかは不明なのですが、つい先日歯科検診をした所、無事虫歯はありませんでした。
離乳食中期に活躍した意外な椅子
双子の離乳食で気になることの1つに、どんな椅子を用意したらいいのか、…迷うところですよね。
うちの双子は8ヶ月くらいにはお座りができるようになり、女の子の方が哺乳瓶を両手でつかんで、ミルクを一人で飲めるようになりました。
そこで活躍した椅子が、アップリカのバスチェアです。
えっ…お風呂で使うやつでは…
そう、既にお風呂で使っていたのですが、緑のシートを外して、このタイミングで離乳食用の椅子として使い始めました!
- 簡単リクライニングで『離乳食⇒ミルク』の流れがスムーズ!
- 食べこぼしがあってもサッと拭ける
- ぐずり対策でおもちゃが置ける
離乳食からミルクを与える際、座る体勢⇒寝る体勢に変える必要がありますよね…。
椅子に座らせて、離乳食を与えて、終わったらミルクをあげるために抱っこ、もしくは授乳クッションやバウンサーなどに移してミルクをあげる・・・
この動作が地味に体力を消耗し、大変です。
\そこでアップリカのバスチェアの出番!/
〜バスチェアに座らせて、離乳食を与えて、終わったらバスチェアをたおしてミルクをあげる〜
これで元気よく飲んでいました!
女の子がバスチェアでミルクを一人で飲んでいる間に、男の子を抱きかかえてミルクをあげていました。
また、バウンサーの場合は食べこぼしがあっても、ふき取りにくく汚れてしまいますが、バスチェアの場合はサッと拭きとれました。
さらに、とっての部分にクルクルまわるおもちゃがついているので、時間を持て余してグズグズしても、それで遊ばせていました。
もしバスチェアを持っている方は、是非試してみてくださいね。
ひよこクラブのフリージングレシピを真似する
私は毎月ひよこクラブを購入して育児のノウハウを得ようとしていました。
当時のひよこクラブに、『週に1回作って冷凍するだけ フリージング離乳食』という付録があり、これを2回食の時から離乳食を卒業するまで長期間活用していました。
3つくらいの食材を煮込んでフリーズしておけば、7通りのレシピを作ることができるのです!
7通りのレシピができるので、1週間の献立が成立します。
これが2回食と3回食バージョンがあったので、長期間使えました!!
きちんと栄養もとることができそうだし、おいしそうなレシピを簡単に作れる!ということでかなり重宝しました。
これはもう過去の付録なので全く同じものは現在は売られていませんが、また同じような内容、いやパワーアップした内容でひよこクラブに掲載されるかと思います。ぜひ参考にしてみてください!
オーガニックのレトルト離乳食を使う
2回食あたりから、手抜きしてレトルトにしたい…と思うようになりました。
そこで和光堂やキューピーのレトルトを使用するようになりましたが、さすがに毎日使うのは気が引けます。
そんな時、オーガニックのレトルト離乳食を使えば罪悪感なしです。 ママの負担が軽減されるし、赤ちゃんにとっても栄養のある離乳食が食べられてハッピーです。
双子用ベビーカー(横型)で食べさせる
たまに外出して離乳食を与えることがあったのですが、横型の双子用ベビーカーなら簡単に離乳食を与えることができました。
我が家で使用していたベビーカーは、エアバギーのココダブルフロムバース。 リクライニングができるので、離乳食を食べ終えたらシートを倒してミルクを飲ませていました。
天気がいい日は公園に行って離乳食を与えるのも、気分転換になるのでおススメです。
いよいよ3回食!後期の離乳食で大活躍した椅子
1歳を過ぎると、離乳食が3回食に進み、1歳1ヶ月でミルクも卒業しました。 3回食開始当初は、朝8時、昼11時半、夜は16時半に与えていました。
夜が早いですね…お腹が空くかと思い、かなり早い時間に与えていました。
この時は大人と一緒に食事はとらず、ワンオペで双子に離乳食を与えてから、後から別で食事をとっていました。
そして、1歳半ごろにはスプーンを持って自分で食べられるようになったので、大人と一緒に食卓を囲むようになりました。
ここで選んだ椅子が、『リッチェル 2WAYごきげんチェア』です!
椅子はハイチェアとローチェアの2種類がありますが、ハイチェアの場合、抱っこをしての椅子への上げ下げ×2で腰が痛くなる可能性があるので、ローチェアを選びました。
リッチェル 2WAYごきげんチェアのメリット
離乳食後期から今まで使用した中で感じたメリットはこちらです。
安い!
双子となると、椅子は2台必要になり、お金がかかりますよね…
もし、定番のハイチェア『○トッケ』を購入した場合、2つで64,000円ほどしますが、こちらの場合は2つ買っても約9,000円!!
およそ7分の1の値段で経済的です。なんだか5万円も得した気分になりました。
自分で座ってくれる
大人と一緒に食卓を囲む前(1歳半までの間)は、床にシートを敷いて、その上に2つ椅子を置いて使用していました。
1歳3ヶ月あたりから、『まんまよー!』と言うと二人とも自分の椅子めがけてハイハイ!
テーブルを外しておけば、自分で椅子に座るようになりました。
これでママが抱きかかえて椅子に座らせる手間が省けます。
ご飯を用意する前から座っていることもありましたが。
赤ちゃんが自分で座ろうとすると、全体重をかけて椅子の背もたれに手をかけたり、変なところから座ろうとするので、バランスを崩して転げ落ちたり椅子が倒れてしまいそうですが、この椅子はしっかりしていて、転げ落ちたことはありませんでした。
ダイニングチェアにのせて、ハイチェアとしても使える
離乳食も卒業して、大人と一緒に食事するようになっても大活躍!既存のダイニングチェアに乗せてハイチェアとしても使えます。
さらに高さも2段階で調節できるので、うちの子はもうすぐ3歳になる今も使っていますし、まだまだ現役続行できそうです。
リッチェル 2WAYごきげんチェアのデメリット
一方で、デメリットも正直に言うと、こちらです。
我が家のダイニングチェアは布地だったので、その上にリッチェルのローチェアを乗せると、食べこぼしがついてしまい、汚れてしまいました。
そこで、撥水加工の布地を買って来て覆いましたが、やはり汚れはつきます。
そして、リッチェルのローチェアの対象年齢は、7ヶ月からです。
離乳食開始時の5ヶ月から対応しているバンボマルチシートであれば、離乳食が終わってからも長く使えるので、こちらでも良かったかな…
山あり谷ありの双子の離乳食を快適に
以上、双子の離乳食、ワンオペでもスムーズに食べさせる方法と、椅子を中心に便利だったグッズの紹介でした! 最後に双子の離乳食についてまとめた表を作りましたので、ご参照ください。
離乳食 | 我が家の 開始時期 | 工夫したこと | 便利グッズ |
---|---|---|---|
初期 (1回食) | 6ヶ月~ |
|
|
中期 (2回食) | 7ヶ月後半~ |
|
|
後期 (3回食) | 1歳~ | リッチェル 2WAYごきげんチェア |
離乳食で役立つグッズはたくさんありますが、全部購入するのはお金がかかるし、二の足を踏むこともありました。
どこを便利にして、どこにお金をかけるかは人それぞれだと思います。
私がここで紹介したものは、本来離乳食で使うものではないものもありましたが、どれも比較的安いものなので、興味があれば試してみてくださいね。
特にワンオペで双子の面倒を見るのは本当に大変だと思います。
少しでもママの負担が軽減されて、ママも双子ちゃんもハッピーな気分になれますように。
最後までご覧いただきありがとうございました。