こんにちは、3歳男女双子を育てているナツミです。
今回は、3歳まで双子育児をしてきた中で一番大変だった時期と、その対策について書いてみました。
このページをご覧になっているあなたはきっと、このような状況だと思います。
しかしご安心ください!双子育児は大変な時期がだいたい決まっており、成長するにつれて確実に『大変レベル』が下がってきます。
私も終わらない双子育児に疲れて、いつまでこんな大変な状況が続くんだ、と途方に暮れることが何度もありました。
では一体、いつが一番大変なのか、どうやって乗り切ったらいいのか…。 双子育児経験者の私が、なるべくストレスフリーで双子と一緒に過ごすコツを紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。
一番大変なのは新生児~3ヶ月まで
赤ちゃん1人であっても同じだと思いますが、やはり新生児~3ヶ月の首が座っていない期間は本当に大変!ダントツで1番大変な時期でした。
新生児から生後3ヶ月の間に大変だったことは、主に2つあります。
- 常に泣いている
- 授乳、おむつ替えの回数が多い
1、常に泣いている
まだ妊婦さんだったころ、『双子が同時にないたらどうしよう…』と漠然と思っていましたし、友達からも聞かれる事があり、『どうしようかね~2人まとめて抱っこしようかな~』なんて言っていました。
しかしいざ産まれてみると、最初の2週間くらいは大人しいのですが、3週目くらいになると元気が出てきたのか、2人とも泣く頻度が増えました!
では、常に泣いているとは一体どういうことなのか、少しでも想像できるように具体的に書いてみました。
実は、2人とも常に泣いているわけではありません。我が家の場合、大体こうでした。
どうして泣いているのか分からず、抱っこして何時間もあやすという修行のような日々でした。
新生児から泣き止ませに効くおもちゃ
とにかくよく泣く新生児の双子でしたが、唯一泣きを止められるガラガラおもちゃがありました。
それは本物のレジ袋音が収録された魔法のラトルです。
うちの場合、ガラガラおもちゃは他にも4つ程ありましたが、これが最速で泣き止みました。
赤ちゃんが泣くたびにこれを振りまくっていました(泣)
※100%泣かなくなるわけではありません…ですが、ないよりもあるほうが格段にマシでした。
2、授乳・おむつ替えの回数が多い
当時、双子のうちどちらに授乳したか、おむつを替えたか、誰が見ても分かるように、記録を付けていました。そんなある日のスケジュールが、これです。
※忙しすぎておむつ替えは記載がない分もあると思います。
最低でも授乳の回数が1人8回、おむつ替えの回数が1人8回はありました。
2人合計で、 授乳が19回 おむつ替えが23回もあった日もありました。
3時間おきの授乳⇒あっという間に3時間
私は妊娠期から子育て雑誌を見て、赤ちゃんのお世話について調べていました。しかしその中で私の認識に大きな落とし穴があったのが、この『授乳』でした。
なにしろ、授乳にかかる時間が長い!てっきり3分で終わると思っていただけに、大誤算です。
新生児の頃は赤ちゃんが上手におっぱいやミルクを飲めないので、時間がかかるのです。
うちの場合は特に男の子が小さめで産まれてきたので吸い付く力が弱く、長いときで1時間くらいかかっていました…女の子の方も、短くて20分、長ければ40分でした。
雑誌には、ただスケジュールリストに『授乳』と書かれていただけだったので、それを見てこんなに時間がかかるとは想定外でした。
また、あとから分かったのですが、ミルクを最速で作る方法があります。
これは準備しておくとラクにミルクが作れますよ!
おむつ替えに失敗する
おむつ替えに関しても、最初は不慣れで替えるのに時間がかかります。
更に、おむつを替えている間にオシッコやうんちをすることがあり、シーツの交換や着替えをしなければならないことも当たり前のようにありました。
新生児~3ヵ月までは大人3人常駐で
前述したとおり、常にどちらかを抱っこしながら、授乳・おむつ替え、更には家事もこなしていく・・・ということで、そりゃ大変ですよね・・・
一番大変な時期である【新生児~3ヵ月】までをどうやって乗り切るかアドバイスをするとしたら、真っ先にこれを言います。
※とはいいつつ、人員を確保するのが難しい方もいらっしゃると思います。その場合はこちらを参考にしてください!
大人一人で首の座っていない赤ちゃんを二人抱っこするのは不可能
まず、大人一人で首の座っていない赤ちゃんを二人抱っこするのは不可能です。
一人目を抱っこしてから二人目を抱っこしようとすると、頑張っても片手しか空いていません。首が座っていない赤ちゃんは、頭と体を持たなければ抱っこできません。片手で赤ちゃんを抱っこした状態でもう片方の手で首が座っていない赤ちゃんを抱っこするのは危険・・・というか、初めて育児するママにとっては不可能です。
家事要因の一人
もし赤ちゃんがミルクが欲しくて泣き始めた場合・・・
我が家の場合
うちの場合は、平日の日中は私と母の2人で面倒を見ており、週3で13時~17時まで、赤ちゃんのお世話に慣れているお姉さんに来てもらって面倒を見てもらっていました。(母のつてで来てもらうことができました) お姉さんにはバイト代としてお金も出していましたが、これは8割位母が負担してくれて、2割は自分で払いました。そして夜は父が仕事から帰ってきて双子のミルクやオムツ替えを手伝ってくれました。
休日は私と父、母でお世話をしていました。父はオムツ替えとミルクの作り方、哺乳瓶の消毒方法も完璧にマスターしていました。もともと家事が出来るタイプではなかったですが、みっちり教えたわけではありません。何度もせざるをえないので、体で覚えていったようです。
大人三人いる時の心強さ、安心感は素晴らしいです!少々痛いですが、お金を出しても人に頼った方がいいです。お住いの地域によっては、多胎児に対して格安でベビーシッターをお願いできるサービスもありますので、そちらも確認してみてください。
生後1ヶ月と生後9ヶ月のスケジュールを比較した記事をご覧になれば、どれだけ楽になるかが具体的に分かりますよ!
二番目に大変な時期は?
新生児~3ヶ月までが一番大変ですが、それから3歳になるまでは一定で大変と感じます。成長に応じて『大変』の種類が違ってきます。 たとえ、以前より大変でなくなってきてたとしても、大変なのは大変…。
4ヶ月~1歳までは、大変のバリエーションが増える。
やっと首が座って、抱っこしやすくなり、一息ついたところで、次の『大変』が続々とやってきます。 寝かしつけ・離乳食・ベビーバス卒業によるお風呂の問題・・・大変のバリエーションが増えます。
- 抱っこしないと寝ないので、一生懸命抱っこする日々
- 離乳食を作って・与えて・片付けて
- お風呂の時は、1人づつ入れる際、待たされている1人がギャン泣き…
しかし、この時からグッと外出しやすくなるので、外に連れ出して児童館へ行ったりお散歩するだけでも、かなりの気分転換になっていました。積極的に連れ出していました。
1歳を過ぎると、相方のせいで大泣きする
先輩ママから、『1歳過ぎると楽になるよ~、泣くことが少なくなってくるよ~』と言われて、1歳が待ち遠しかったのですが、いざ1歳になると『双子ならではの泣き』がありました…。
それは、相方が原因で泣く!!
そしてこの頃から私のイライラが募り、怒り爆発で怒鳴ることが何度もありました。
スマホで何度も『アンガ―マネジメント』『子育て イライラ 解消方法』と検索する日々…しかしどんなに検索してもイライラは襲ってくる…。
新生児~3ヶ月の時は沢山の方に手伝っていただいたのでなんとか乗り越えられましたが、この期間はワンオペ育児が多く、精神的に最も辛かったです。
周りの人も、新生児~3ヶ月は大変だということが常識的に分かるようですが、この時期も大変なことに変わりありません。『大変』の押し売りをしてでも周りの人に頼った方がいいと、今になって思います。
2歳頃から始まるイヤイヤ期は精神的に大変
2歳近くなると今度はイヤイヤするようになります。
うちの場合は男の子よりも3ヶ月くらい早く女の子がイヤイヤし始めました。
これ、独身の時に見ると気の毒だったけど、人ごとではなかった。
女の子のイヤイヤが少し収まった頃、男の子のイヤイヤがやって来ました。 これが激しく、一度イヤと言ったら、それが成就するまで一歩も引きませんでした…。
これ、全部受け入れたら死んでしまいますね。
このイヤイヤに、精神的な限界を感じる日々でした。
イヤイヤにイライラして何度も怒鳴っていました。
そんなイヤイヤも、2歳7ヶ月くらいになると収まってきます。収まるといっても、イヤイヤする時はしますが…
そして相方のせいで泣くこともこの頃から少なくなり、『譲り合いの精神』が芽生えて来ておもちゃを貸してあげることができるようになりました。
双子ママは頑張っている
以上、双子育児の大変な時期についてと、その対策についてでした。
私ががどれだけ大変だったかをツラツラと書いてしまいましたが、双子が3歳になった今、当時の大変さはもうありません。
双子育児は3ヶ月までが壮絶、3歳までが大変でした。
個人的に思うのですが、双子の赤ちゃんを生かしているあなたは、それだけでも多くの苦労があり、とっても頑張っている方だと思います。
石の上にも三年、できるだけ周りの人にサポートを依頼して、自分一人ではなくみんなで乗り切りましょう!